【開催案内】国際ワークショップ「新グローバル秩序におけるソロモン諸島の政治・環境・暮らし」(1/26)
2024.12.20
お知らせ日本語研究活動
海域アジア・オセアニア研究京都大学拠点では、1/26(日)に国際ワークショップを開催いたします。
下記フォームよりご登録いただき、ふるってご参集ください。
ソロモン諸島国立大学・京都大学 大学間学術交流協定締結記念
海域アジア・オセアニア研究国際ワークショップ
「新グローバル秩序におけるソロモン諸島の政治・環境・暮らし」
日時:2025年1月26日(日)13:00~16:30(12:30開場)
会場:京都大学国際イノベーション棟5Fシンポジウムホール
使用言語:英語
事前登録フォーム:https://forms.gle/13mRdTyGf68rXioH6
概要:
ソロモン諸島は生物多様性の高さと固有で豊かな文化で知られるが、20世紀後半から自然資源の開発とそれに伴う社会経済の変化が進んできた。21世紀以降、米豪と中国がオセアニアでの覇権を争うようになり、それがソロモン諸島の自然と社会に新たな変化をもたらしつつある。
そこでソロモン諸島の村から国、そして同国を取り巻く国際政治まで、ローカルからグローバルまでの様々なスケールで、何が起こっているかを分析し、新しいグローバル秩序を考えることが、本ワークショップの目的である。ソロモン諸島国立大学学長のトランスフォーム・アンゴラウ教授らを招へいし、オセアニアの政治、環境、暮らしに関する専門家による発表と議論を通して、この課題に取り組み、さらにソロモン諸島と日本の研究者の交流と理解を深める。
タイムテーブル
13:00-13:30
〈趣旨説明〉
新時代におけるソロモン諸島:ローカルからグローバルまで
Solomon Islands in the New Era: From Local to Global
古澤拓郎(京都⼤学)
FURUSAWA Takuro (Kyoto University)
13:30-14:00
〈特別講演①〉
覇権の変化を渡り⾏く:オセアニアの新しい世界秩序におけるソロモン諸島の外交政策
Navigating Hegemonic Shifts: Solomon Islandsʻ Foreign Policy in the Context of Oceaniaʼs New Global Order
トランスフォーム・アンゴラウ(ソロモン諸島国⽴⼤学学⻑)
Transform Aqorau (Vice-Chancellor, Solomon Islands National University)
14:00-14:30
〈研究発表①〉
太平洋島嶼国の国内政治と周辺⼤国の外交的関与
Domestic politics of the Pacific islands and diplomatic involvement of neighboring powers
⿊崎岳⼤(東海⼤学)
KUROSAKI Takehiro (Tokai University)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:10
〈特別講演②〉
ソロモン諸島の伐採された森林における⽣態学的真実を解き明かす
Unveiling the Ecological Truth of Logged Forests in the Solomon Islands
エリック・カトヴァイ(ソロモン諸島国⽴⼤学副学⻑)
Eric Katovai (Pro Vice-Chancellor (Academic), Solomon Islands National University)
15:10-15:40
〈研究発表②〉
ソロモン諸島とパラオにおける⾷事の多様性と⾷事の質および健康状態との関連
Dietary Diversity and Its Association with Diet Quality and Health Status in the Solomon Islands and Palau
⼟⾕ちひろ(医療創⽣⼤学/京都⼤学)
TSUCHIYA Chihiro (Iryo Sosei University / Kyoto University)
15:40-16:30 パネルディスカッション
ポスター
英語版 日本語版
主催
・海域アジア・オセアニア研究プロジェクト京都大学拠点(大学共同利用機関法人人間文化研究機構グローバル地域研究プログラム)
・科学研究費・基盤研究(A)「新グローバル秩序におけるオセアニア島嶼の政治生態学」
・京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻 古澤研究室