【報告】古澤拓郎拠点代表が大同生命地域研究奨励賞を受賞しました
2023.8.21
お知らせ日本語研究活動
本拠点代表・古澤拓郎氏による「ソロモン諸島を基盤とする人類進化と適応に関する学際的地域研究の新展開」に対して、2023年度の大同生命地域研究奨励賞が贈られ、7月25日に贈呈式が執り行われました。 古澤氏はソロモン諸島を起点としてオセアニア・東南アジアにおける地域研究を精力的に展開してきました。人類生態学や国際保健学(グローバルヘルス)の観点に立ちつつも、既存の学問分野にとらわれない幅広いテーマで、……
【出版情報】『くまぷすマガジン』Volume 1の発行
2023.7.28
お知らせ出版情報日本語研究活動
2022年度の調査レポートをまとめた報告書『くまぷすマガジン』Volume 1が発行されました。
ダウンロードURL (PDF):くまぷすマガジン Vol. 1……
【開催案内】特別セミナー「生態系とアグロフォレストリー:ハワイと他熱帯島嶼部」の開催
2023.7.20
お知らせ日本語研究活動
7月21日(金)に京都大学で特別セミナー「生態系とアグロフォレストリー:ハワイと他熱帯島嶼部」が開催されます。
講演者のPamela Scheffler教授(ハワイ大学)は、現在インドネシアFullbright Scholarとしてもご活躍なさっており、本講演では、ハワイとインドネシアにおける生態系とアグロフォレストリーの比較研究について、最新の話題をご提供いただきます。奮ってご参加ください……
【報告】2022年の主な活動MAP ArcGIS Onlineでの公開
2023.5.9
お知らせ日本語研究活動
MAPS京大拠点2022年度の主な活動を、ArcGIS OnlineのインタラクティブMAPで公開しました。
MAPS京大拠点2022年度活動 ArcGIS Online
【レポート】「ソロモン諸島における海面上昇と暮らしの変化」(古澤拓郎)
2023.3.30
日本語研究活動
ソロモン諸島における海面上昇と暮らしの変化
古澤拓郎(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
キーワード:気候変動、生業、浸水、浸食、食生活
要旨
気候変動は人間の生存と健康に直接影響するほか、生態系の変化を通じて人間にも影響する。オセアニアの小島嶼国では海面上昇が人々の生活圏を脅かしたり、浸食・塩害を通じて畑や果樹の生産性を下げたりすることが考えられる。ソロモン……
【報告】MAPS京大拠点会議を開催しました
2023.3.2
お知らせ日本語研究活動
2022年12月7日~8日に、MAPS京大拠点の会議を開催しました。会議に合わせて、研究協力者の中尾勘悟氏と奥田真由氏に研究報告をしてもらいました。また、佐賀県から福岡県の有明海沿岸で、その自然と漁、歴史に関する視察を行いました。
……
[Report] KUMAPS Report “The effect of weather shocks on child undernutrition in Cebu, Philippines” (Maricor Carmela Amoguis Ieiri)
2023.3.2
EnglishResearch Activities日本語研究活動
The effect of weather shocks on child undernutrition in Cebu, Philippines
Maricor Carmela Amoguis Ieiri (Graduate School of Medicine, University of Tokyo)
Keywords: weather shocks, nutrition, diet, ……
【レポート】「明治初期における島原半島沿岸の石干見・すくいの分布とその背景」(中尾勘悟)
2023.3.29
日本語研究活動
明治初期における島原半島沿岸の石干見・すくいの分布とその背景
中尾勘悟 (肥前環境民俗(干潟文化)写真研究所)
キーワード:島原、スクイ、石干見、明治初期、伝統漁法
要旨
島原半島沿岸には、明治十年前後に長崎県勧業課水産係の調査によれば、200ヶ所前後の「すくい」が築かれていて、その規模に応じてまた水揚げに応じて納税をしていた。スクイとは、石干見とも呼ばれ、大昔から行われ……
【報告】MAPS京大拠点HPの公開
2023.3.1
お知らせ日本語研究活動
海域アジア・オセアニア研究 (MAPS) 京都大学拠点のホームページを開設しました。これからプロジェクトの研究成果を発信したり、「食と健康MAP」を完成させたりしていきます。プロジェクトの趣旨については、以下のページをご覧ください。
https://maps.asafas.kyoto-u.ac.jp/outline/
【レポート】「パラオにおいてウェルビーイングをもたらす食習慣のあり方」(岡野美桜)
2023.3.2
日本語研究活動
パラオにおいてウェルビーイングをもたらす食習慣のあり方
岡野美桜(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
キーワード:生活習慣病、輸入食品、入手可能性、嗜好品利用、ベテルチューイング
要旨
太平洋諸国では、食生活を含むライフスタイルの近代化により糖尿病、心血管疾患、癌といったさまざまな生活習慣病が問題視されており、パラオもその例外ではない。本研究は、健康状態 (肥……