海域アジア・オセアニア研究
Maritime Asian and Pacific Studies
京都大学拠点

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研究活動

【報告】MAPS京大拠点会議&合同調査(2023年度)を開催しました

2023.11.2

お知らせ日本語研究活動


2023年10月30日~11月1日に、長崎県小値賀町(五島列島)で、MAPS京大拠点の会議と異分野研究者による合同調査を行いました。会議では、協力者の増田桃佳さん(東京大学)と関家紗愛さん(東京大学)の研究報告ののち、海域アジア・オセアニアに関する情報交換や今後の研究について話し合いをしました。また、小値賀町の各地を訪れ、生業と暮らし、環境や文化に関する調査を行いました。 ……

【報告】ソロモン諸島国立大学で国際シンポジウムが開催されました

2023.9.15

お知らせ日本語研究活動


2023年9月15日に、ソロモン諸島国の首都ホニアラ市にある、ソロモン諸島国立大学(略称SINU)において、国際シンポジウムが開催されました。 このシンポジウムはソロモン諸島国立大学の調査・大学院研究オフィス(Office of Research & Postgraduate Studies:ORPS)と、科研費・基盤研究(A)「オセアニアの海面上昇と適応策が地域にもたらす影響解明と社会……

【レポート】「ニューカレドニア先住民カナックにおける食料の贈与交換と食生活及び肥満の関連」(増田桃佳)

2023.11.20

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ニューカレドニア先住民カナックにおける食料の贈与交換と食生活及び肥満の関連 増田桃佳(東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻) キーワード:肥満、贈与交換、自給的農業   要旨  ニューカレドニア・マレ島において、食料の贈与交換と食生活及び肥満の関連に着目し、予備調査を行った。ニューカレドニアは人口の66%が過体重あるいは肥満であり、その要因の一つとして先住民カナックの食生活……

【レポート】「パラオにおけるベテルチューイングの変遷」(岡野美桜)

2023.11.17

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パラオにおけるベテルチューイングの変遷 岡野美桜(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科) キーワード:嗜好品利用、ベテルチューイング、たばこ、ビンロウ、健康観   要旨  パラオではベテルチューイングという嗜好習慣が広くに親しまれている。本研究は、社会や個人の変化に着目して、資料収集やベテルチューイングをする人々への参与観察、聞き取り調査、ビンロウやキンマに関する植生調……

【報告】古澤拓郎拠点代表が大同生命地域研究奨励賞を受賞しました

2023.8.21

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本拠点代表・古澤拓郎氏による「ソロモン諸島を基盤とする人類進化と適応に関する学際的地域研究の新展開」に対して、2023年度の大同生命地域研究奨励賞が贈られ、7月25日に贈呈式が執り行われました。 古澤氏はソロモン諸島を起点としてオセアニア・東南アジアにおける地域研究を精力的に展開してきました。人類生態学や国際保健学(グローバルヘルス)の観点に立ちつつも、既存の学問分野にとらわれない幅広いテーマで、……

【出版情報】『くまぷすマガジン』Volume 1の発行

2023.7.28

お知らせ出版情報日本語研究活動


 2022年度の調査レポートをまとめた報告書『くまぷすマガジン』Volume 1が発行されました。    ダウンロードURL (PDF):くまぷすマガジン Vol. 1……

【開催案内】特別セミナー「生態系とアグロフォレストリー:ハワイと他熱帯島嶼部」の開催

2023.7.20

お知らせ日本語研究活動


 7月21日(金)に京都大学で特別セミナー「生態系とアグロフォレストリー:ハワイと他熱帯島嶼部」が開催されます。  講演者のPamela Scheffler教授(ハワイ大学)は、現在インドネシアFullbright Scholarとしてもご活躍なさっており、本講演では、ハワイとインドネシアにおける生態系とアグロフォレストリーの比較研究について、最新の話題をご提供いただきます。奮ってご参加ください……

【報告】2022年の主な活動MAP ArcGIS Onlineでの公開

2023.5.9

お知らせ日本語研究活動


MAPS京大拠点2022年度の主な活動を、ArcGIS OnlineのインタラクティブMAPで公開しました。 MAPS京大拠点2022年度活動 ArcGIS Online

【レポート】「ソロモン諸島における海面上昇と暮らしの変化」(古澤拓郎)

2023.3.30

日本語研究活動


ソロモン諸島における海面上昇と暮らしの変化 古澤拓郎(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科) キーワード:気候変動、生業、浸水、浸食、食生活   要旨  気候変動は人間の生存と健康に直接影響するほか、生態系の変化を通じて人間にも影響する。オセアニアの小島嶼国では海面上昇が人々の生活圏を脅かしたり、浸食・塩害を通じて畑や果樹の生産性を下げたりすることが考えられる。ソロモン……

【報告】MAPS京大拠点会議を開催しました

2023.3.2

お知らせ日本語研究活動


 2022年12月7日~8日に、MAPS京大拠点の会議を開催しました。会議に合わせて、研究協力者の中尾勘悟氏と奥田真由氏に研究報告をしてもらいました。また、佐賀県から福岡県の有明海沿岸で、その自然と漁、歴史に関する視察を行いました。         ……